飲食店長がきつい・辞めたい人へ|元店長の現役人事が教える「辞めるべきか」の判断基準

飲食店長がきつい・辞めたい

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さやか

この記事を書いた人:さやか 元キャリアアドバイザー・現職人事

飲食チェーンの店長を4年経験したのち、人材会社でキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーとして3年間、転職者と企業採用の両面を担当。現在は人事として新卒・中途採用に携わる。※画像はイメージです

✍️ 筆者(元飲食店長・現役人事)からひと言

私は新卒で飲食チェーンに入り、店長として4年間、店舗を任されていました。27歳で人材会社に転職してキャリアアドバイザーを3年、今は人事として採用を担当しています。店長時代は、休みの日も社用携帯を手放せず、遊びに出かけた先でも店からの電話に出ていました。「きつい」「辞めたい」と思う気持ちはよくわかります。この記事では、元店長として感じたきつさの正体と、辞めるかどうかを決めるときに考えてほしいことをお伝えします。

「飲食店の店長がきつい」「もう辞めたい」——そう感じながらも、忙しくて考える時間すらない人は多いと思います。この記事では、飲食店長がきつい理由と、辞めるべきかを判断する基準、辞めると決めたときの進め方を、飲食チェーンで4年間店長をしていた筆者の経験をもとに解説します。

📌 この記事の結論

  • 飲食店長のきつさの根っこは人手不足。人が足りない → 教育できない → すぐ辞める、という負の連鎖が起きやすい
  • 「この働き方を何年後まで続けられるか」で考える。家庭を持ったとき、30代になったときを想像してみる
  • 異業種への転職を考えるなら、20代のうちに動くほうが選択肢は多い

飲食店長がきつい理由|元店長が感じたこと

人手不足が一番しんどい

店長も体は1つしかありません。アルバイトの応募が来ない店は常に人が足りず、シフトを埋めるための交渉に多くの時間を使っていました。人手不足の店ほど、店長自身が厨房に入る時間も長くなります。

育てる時間がなく、すぐ辞めてしまう

せっかく人が入っても、忙しすぎて教育に時間をかけられません。慣れる前に辞めてしまい、また人が足りなくなる。この負の連鎖から抜け出すのが本当に大変でした。

勤務時間が長く、土日や連休は休めない

私の場合、開店作業が9時から、閉店後の締め作業が終わるのは23時〜0時でした。休みは基本的に平日だけで、土日や大型連休はほぼ出勤です。週2回休むように言われていても、週1回の休みが当たり前の時期もありました。

休みの日も、店からの電話が鳴る

社用携帯は休みの日も手放せませんでした。遊びに出かけた先でも電話に出ていたくらいです。完全に仕事から離れられる日は、ほとんどありませんでした。

💡 記録に残らない「見えない残業」もある

残業時間には上限があるため、記録上は休憩を長めにつけて調整していました。ただ実際は、その時間もシフト作成や事務作業をしていて、きちんと休めてはいませんでした。もし同じ状況にいるなら、「自分が悪い」と思い込まず、働き方そのものを見直すタイミングかもしれません。

辞めるべきか迷ったときの判断基準

店長の仕事には、人を育てる面白さや、お店を任される責任のやりがいもあります。だからこそ、「なんとなく辛いから」ではなく、次の3つで考えてみてください。

この働き方を、5年後・10年後も続けられるか

私が転職を決めたのは27歳のときです。「このまま続くのは、家庭を持ったり子どもができたりしたらつらい」と思ったのが一番の理由でした。

30代になったとき、選べる道があるか

異業種への転職は、未経験だと年齢が上がるほど難しくなります。私も「30代で未経験の仕事に挑戦するのは厳しい」と考え、早めに動くことにしました。

今の会社で、働き方が変わる見込みがあるか

人手不足が会社全体の問題なら、店長一人の頑張りでは変わりません。店舗や会社を変えれば解決するのか、業界を変えたほうがいいのかを分けて考えましょう。

辞めると決めたら|忙しい店長の転職の進め方

店長は忙しく、転職活動に時間をかけにくいのが現実です。私も、求人をなんとなく眺めるだけの時期が何回かあり、行動に移すまでに時間がかかりました。ただ、本気で動き始めてからは、2か月ほどで転職先が決まりました。

1

いつまでに辞めたいかを決める

「いつか」ではなく、時期を決めると動き出せます。

2

転職エージェントに相談する

忙しい店長こそ、求人探しや日程調整を任せられるエージェントが役立ちます。電話やオンラインで面談できるところを選びましょう。

3

店長の経験を言葉にする

シフト管理、アルバイトの採用・育成、スタッフとの関係づくり。店長の仕事は、ほかの業界でも評価される経験です。

4

入社日が決まってから、退職を伝える

私の場合、辞めようか迷っている段階で相談すると、強い引き止めにあいました。転職先の入社月を決めてから、「もう決まったこと」として退職の意思を伝えたことで、スムーズに進められました。

忙しくて何から始めればいいかわからないなら

まずはエージェントに、今の経験でどんな仕事に移れるかを聞いてみましょう。電話やオンラインで話せるので、休みの日に少しずつ進められます。

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🍴 飲食の仕事は続けたい。会社を変えたいなら

itk(アイティーケー)は、外食・飲食業界に特化した転職支援サービスです。大手チェーンからベンチャー、個人店まで幅広い求人を扱い、一般には公開されていない求人もあります。キャリアプランナーが希望の条件を聞いたうえで、合う求人を紹介してくれます。首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)に住んでいる21〜48歳で、飲食店での転職を考えている人が対象です。休日を増やしたい、給与や待遇を良くしたい、店長の経験を活かしたいといった相談に向いています。「仕事は好きだけど、今の会社の働き方がつらい」という人は、業界を変える前に相談してみる価値があります。

よくある質問

Q. 店長を辞めたら、飲食以外で通用しますか?

通用します。シフト管理やスタッフの採用・育成、年齢の違う人たちとのコミュニケーションは、営業や人材、管理の仕事でも評価されます。私も店長の経験が評価されて、人材会社に転職しました。

Q. 引き止められたら、どうすればいいですか?

迷っている段階で相談すると、引き止められやすくなります。転職先と入社日を決めてから、「決まったこと」として伝えるのがおすすめです。

Q. 20代後半でも異業種に転職できますか?

できます。私も27歳で転職しました。ただ、未経験の仕事への転職は、年齢が上がるほど難しくなります。迷っているなら、早めに情報を集め始めましょう。

📌 この記事のまとめ

  • 飲食店長のきつさの根っこは人手不足。人が足りない→教育できない→辞める、の負の連鎖が起きやすい
  • 辞めるか迷ったら「この働き方を何年後まで続けられるか」「30代で選べる道があるか」で考える
  • 忙しくても、本気で動けば2か月ほどで転職先は決まる。退職は入社日を決めてから伝える

店長を辞めて次に進むなら

忙しい店長でも、電話やオンラインで相談できるエージェントを使えば、休みの日に少しずつ転職活動を進められます。

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