※本記事にはプロモーションが含まれます。紹介するサービスには当サイトの提携先が含まれ、サービスの情報は各社の公式サイト(2026年9月時点)をもとにしています。

この記事を書いた人:さやか 元キャリアアドバイザー・現職人事
飲食チェーンの店長を4年経験したのち、人材会社でキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーとして3年間、転職者と企業採用の両面を担当。現在は人事として新卒・中途採用に携わる。※画像はイメージです
✍️ 筆者(現役人事)からひと言
私は人事として新卒採用の面接をしています。採用しているのは総合職(営業8割・企画2割)で、年間20名ほどの採用に対して応募は2000名ほどです。面接で評価が高い学生に共通しているのは、質問の意図をくみ取って、ずれずに、テンポよく答えられることです。反対に、抽象的な答えが続いて「結局何が言いたかったのか」がわからない学生は、評価が伸びません。話がうまいかどうかより、「会話ができるか」を見ています。
「面接で何を見られているのかわからない」「準備したのに、うまく話せなかった」——面接に不安を感じている学生は多いと思います。この記事では、新卒採用の面接をしている現役人事の目線で、面接で評価が高い学生・評価が伸びない学生の違いと、今日からできる準備の方法を解説します。
📌 この記事の結論
- 人事が見ているのは、コミュニケーション力・答えの的確さ・向上心と行動
- 評価が伸びないのは、抽象的な答えが続き、何が言いたいのかわからないとき
- 結論から答える練習と、深掘り質問への準備、模擬面接で本番の前に慣れておく
面接で人事が見ている4つのポイント
コミュニケーション力
面接は「話す場」ではなく「会話する場」です。こちらの話を聞き、相手に伝わるように答えられるかを見ています。
返答のテンポ
質問に対して、考え込みすぎずに答え始められるか。完璧な答えより、会話のテンポが自然なことのほうが印象に残ります。
質問の意図をくみ取った、的確な答え
聞かれたことに、ずれずに答えられるか。質問の意図をくみ取れる人は、入社後も仕事の指示や相手の要望を正しく理解できると期待できます。
向上心と、積極的に行動してきた経験
自分から考えて動いてきた経験や、成長したいという考えを持っているか。経験の大きさより、どう考えて動いたかを見ています。
💡 人事が「この学生いいな」と思うとき
面接をしていて「この学生いいな」と思うのは、具体的な数字で変化を話せるときと、自分から積極的にアプローチした経験を話せるときです。「アルバイト先の売上が上がった」ではなく「〇〇を提案して、月の売上が〇%伸びた」。「頼まれてやった」ではなく「自分から〇〇を始めた」。この具体性と主体性が、入社後に活躍する姿をイメージさせてくれます。
評価が伸びない学生に多いこと
抽象的な答えが続く
「チームワークを大切にしました」「コミュニケーション力を活かしました」のような言葉だけでは、何をしたのかが伝わりません。具体的な行動やエピソードを添えましょう。
結局、何が言いたいのかわからない
話しているうちに論点がずれて、最後まで聞いても結論が見えない答えは、評価が伸びません。
会話にならない
質問と答えがかみ合わない、用意してきた文章を読み上げるだけ、という面接では、コミュニケーション力を判断できません。
質問の意図をくみ取るとは?|ずれる答え・ずれない答え
「質問の意図をくみ取る」とは、その質問で面接官が何を知りたいのかを考えて答えることです。例を見てみましょう。
| 質問 | ❌ ずれている答え | ⭕ 意図に合った答え |
|---|---|---|
| 学生時代に力を入れたことは? | サークルの活動内容や歴史の説明が中心で、自分が何をしたかが出てこない | 自分が取り組んだこと、工夫したこと、結果を中心に話す |
| あなたの短所は? | 短所を言わずに長所の話にすり替える | 短所を正直に伝え、それをどう補っているかを話す |
| なぜ当社なのですか? | 業界の魅力だけを話し、どの会社にも言える内容になっている | その会社ならではの点と、自分の経験や考えを結びつけて話す |
答え始める前に、「この質問で知りたいのは何だろう」と一瞬考えるだけで、答えのずれはぐっと減ります。
伝わる答え方|結論から話す
抽象的な答えにならないためには、結論 → 具体的なエピソード → 学び・今後の順番で話すのが基本です。
💬 答え方の例(学生時代に力を入れたこと)
「アルバイト先のカフェで、新人スタッフの定着に取り組みました。当時は新人が3か月以内に辞めてしまうことが多く、原因は仕事を覚える前に放置されてしまう不安だと考えました。そこで作業ごとのチェックリストを作り、新人と週1回の振り返りを続けたところ、辞める人がいなくなりました。この経験から、相手の不安を想像して先に手を打つことの大切さを学びました。」
※答え方の例です。自分の実際の経験に合わせて話してください。
💡 人事からのアドバイス
最初の一文で結論を言うと、面接官はその後の話を「何の話か」を理解したうえで聞けます。答えが長くなりそうなときほど、先に結論を言いましょう。ESに書いた内容も同じ順番で話せるように準備しておくと安心です。
逆質問で気をつけたいこと
面接の最後に「何か質問はありますか?」と聞かれる逆質問。よく「鋭い質問をして差をつけよう」と言われますが、人事の本音を言うと、「この質問はクリティカルでいいな」と感じて評価を上げることは、あまりありません。逆質問で無理に目立とうとしなくて大丈夫です。
一方で、調べればわかることを聞かれると、「ちゃんと調べていないのかな」と感じます。企業のホームページや採用ページに載っていることは、事前に確認しておきましょう。
| ❌ 避けたい逆質問 | ⭕ おすすめの逆質問 |
|---|---|
| ホームページに載っている事業内容や福利厚生を、そのまま聞く | 調べたうえで、さらに知りたいことを聞く(例:「採用ページで〇〇と拝見しましたが、実際に△△の場面ではどうされていますか」) |
| 「特にありません」だけで終わる | 入社後の働き方を具体的にイメージするための質問(例:「新人のうちは、どんな仕事から任されることが多いですか」) |
面接の前にやっておきたい準備
よく聞かれる質問に答えを用意する
自己紹介、学生時代に力を入れたこと、自己PR、志望動機、短所は、必ず準備しておきましょう。
深掘り質問を自分でしてみる
「なぜそうしたの?」「いちばん大変だったことは?」「もう一度やるならどうする?」と自分に質問し、具体的に答えられるか確かめます。
声に出して練習する
頭の中で考えるのと、実際に話すのとでは大違いです。時間を計りながら、1分程度で話せるようにしましょう。
模擬面接を受ける
第三者に面接官役をしてもらうと、自分では気づけない癖やずれがわかります。就活エージェントの模擬面接を使うのもおすすめです。
面接対策に使える就活サービス
模擬面接で練習するなら、業界を問わず相談できるキャリセン就活エージェント、IT業界を志望しているならTECH-BASE就活エージェントがおすすめです。
模擬面接で練習するなら
キャリセン就活エージェント|オンライン相談から始められる
就活のプロに無料で相談できる就活エージェントです。自己分析がまだ白紙の段階でも、話しながら自分の持ち味を一緒に言葉にしてもらえます。無理に企業を紹介されることはなく、「就活の方向性を固めるだけ」の利用もできます。オンラインで相談でき、模擬面接も用意されています。紹介できる求人は首都圏(一都三県)が中心です。業界を問わず、今の状況に合わせて相談できます。
まだ受ける企業が決まっていなくても大丈夫です
IT業界が気になるなら
TECH-BASE就活エージェント|IT業界志望の学生向け
IT業界を志望する学生向けの新卒紹介サービスです。「IT業界、ちょっといいかも」という段階から相談できるので、業界のことをよく知らなくても大丈夫です。
ES・面接を何度でも見てもらうなら
UZUZ(ウズウズ)|28卒向けの就活サポート
新卒の就活を無料でサポートするサービスです。カウンセラーによるES添削を何度でも受けられ、面接対策もしてもらえます。紹介先は、UZUZが実際に企業を訪問するなど、独自の基準で労働環境を確認した企業です。28卒の大学生で、関東で就職を考えている方が対象です。
面接についてよくある質問
📌 この記事のまとめ
- 人事が面接で見ているのは、コミュニケーション力、返答のテンポ、質問の意図をくんだ的確な答え、向上心と行動
- 「いいな」と思うのは、数字で変化を語れて、自分から積極的に動いた経験を話せる学生
- 逆質問で無理に目立たなくていい。ただし調べればわかることは聞かない
- 深掘り質問への準備と、声に出す練習、模擬面接で本番の前に慣れておく
面接の練習をするならここ
一人での練習には限界があります。模擬面接で、第三者の目線でフィードバックをもらいましょう。


コメント